Copilotを仕事内容に合わせて設定しておけば、指示するだけでメールの下書きや資料の要約ができ、毎日の同じ作業を80%削減できます。
しかし、「設定項目が多く、何から始めればよいかわからない」と悩んでいませんか。
初期設定や回答形式、メモリの設定方法を理解すれば、何度も同じ指示を入力する手間を減らせます。
浮いた時間を顧客への提案や新しい企画の検討に使えれば、重要な仕事に集中できるでしょう。
そこで本記事では、Copilotの初期設定から設定画面の開き方、おすすめの設定まで画像付きで解説します。
プライバシー設定や設定できないときの対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
【9割が知らない】Copilotを100倍賢いAIに大変身させる必須設定4つを大公開!
Copilotは種類によって設定方法が異なる

Copilotは、個人向けと職場向けの2種類に大きく分かれます。
利用するアカウントによって設定画面や変更できる項目が異なるため、それぞれの特徴を確認しておきましょう。
個人向けCopilotはアプリやブラウザから設定を変更できる
個人向けCopilotは、Microsoftアカウントなどでサインインすれば、回答のしかたや記憶する内容を自分で設定できます。
ブラウザ版の「個人用設定」で変更できる主な項目は、下記のとおりです。
- Copilot をカスタマイズする|回答の形式や説明のしかたを指定する
- 保存されたメモリ|会話で伝えた情報を記憶し、回答に役立てる
- チャット履歴|過去の会話の確認や削除などを管理する
設定画面の表示は、利用する環境やアプリのバージョンによって異なる場合があります。詳しい設定方法は、Microsoftの公式サイトをご確認ください。
参考
個人向けの Microsoft Copilot:プライバシー コントロールと選択|MicrosoftMicrosoft
Copilot の応答方法をカスタマイズする|MicrosoftMicrosoft
Copilot が記憶する内容をカスタマイズする|Microsoft
Microsoft 365 Copilotは職場のアカウントや契約内容によって設定が異なる
Microsoft 365 Copilotは、会社や学校から配布されたアカウントで利用するサービスです。利用できる機能や設定項目は、契約プランや管理者の設定によって異なります。
一方、WordやExcelなどの高度なCopilot機能には、別途ライセンスが必要です。
また、回答形式などを指定するカスタム指示は、職場向けでは「Chat 設定」から変更可能です。
参考
Microsoft Copilot の要件|Microsoft LearnMicrosoft
Copilot の応答方法をカスタマイズする|Microsoft
Copilotの初期設定を進める手順

Copilotは、アプリやブラウザから起動し、必要に応じてサインインすれば利用できます。
ここでは、MacのCopilotアプリを例に、下記の3ステップで初期設定の手順を解説します。
- 利用する端末でCopilotを起動する
- 利用するアカウントでCopilotにサインインする
- Copilotに質問を入力して動作を確認する
Windowsやスマートフォンではボタンの位置や表示が異なりますが、基本的な流れは同じなので、ぜひ参考にしてください。
【STEP1】利用する端末でCopilotを起動する
まずは、利用する端末にCopilotのアプリが入っているか確認します。Macの場合は、AppStoreで「Microsoft Copilot」を検索してください。

「Microsoft Copilot あなたの AI アシスタント」と表示されたら、アプリをインストールします。
すでにインストールしている場合は、「開く」をクリックしてください。端末ごとのアプリの入手先や利用方法は、下記のとおりです。
| 端末 | 入手先 |
|---|---|
| Mac | App Store |
| Windows | Microsoft Store |
| iPhone・Android | App Store・Google Play |
| ブラウザで使う場合 | Copilotの公式サイト |
なお、インストールする際は、提供元がMicrosoftであることを確認しましょう。
【STEP2】利用するアカウントでCopilotにサインインする
アプリを開くと、「あなたの AI アシスタントを紹介します」というサインイン画面が表示されます。

「Microsoft で続行」「Apple で続行」「Google で続行」の中から、利用するアカウントを選択してください。
今回は「Microsoft で続行」をクリックします。

「アカウントを選択」の画面で、使用するアカウントをクリックします。一覧にない場合は、「別のアカウントでサインイン」を選んでください。
なお、会社や学校のアカウントを使う場合は、画面下の案内からMicrosoft 365に移動します。

パスキー(指紋などで本人確認する仕組み)を設定している場合は、本人確認の画面が表示されます。
サインインしなくても基本的なチャットは試せますが、会話履歴の保存やメモリ機能などを利用するにはサインインが必要です。
【STEP3】Copilotに質問を入力して動作を確認する
サインインが完了すると、下記のようなチャット画面が開きます。

画面下の「Copilot にメッセージを送る」と書かれた入力欄をクリックし、質問を送信します。
Copilotから回答が表示されれば、利用を始める準備は完了です。
Copilotの具体的な使い方を知りたい方は、下記の記事も参考にしてください。
Copilotの使い方をAI初心者向けに解説!仕事の活用例9選
Copilotの設定画面を開く方法

Copilotの設定画面は、ブラウザやパソコン、スマートフォンのアプリから開けます。
端末によってメニューの位置や表示が異なるため、下記の3つに分けて解説します。
- ブラウザからCopilotの設定画面を開く
- Windows・Macのアプリから設定画面を開く
- スマートフォンからCopilotの設定画面を開く
普段利用している端末に合わせて、操作方法を確認しましょう。
ブラウザからCopilotの設定画面を開く
まずは、ブラウザでCopilotの公式サイトを開き、サインインします。

画面左下のアカウント名と歯車のアイコンをクリックしてください。

表示されたメニューから「設定」をクリックします。

設定画面が開いたら、「個人用設定」を選択してください。ここでは、カスタム指示やメモリ、チャット履歴などを確認できます。
詳しい操作方法は、Microsoftの公式サイトをご確認ください。
参考
個人向けの Microsoft Copilot:プライバシー コントロールと選択|MicrosoftMicrosoft
Copilot の応答方法をカスタマイズする|Microsoft
Windows・Macのアプリから設定画面を開く
パソコンのCopilotアプリでは、アカウントのメニューから設定画面を開けます。ここではMacのアプリを例に解説します。

Copilotアプリを起動し、画面左下のアカウント名をクリックしましょう。

表示されたメニューから「設定」をクリックしてください。

設定画面から「アカウント」を選択すると、アカウントに関する設定を確認できます。
目的の項目が見つからない場合は、ブラウザ版もチェックしましょう。
参考:Microsoft Copilot のプライバシー コントロール|Microsoft
スマートフォンからCopilotの設定画面を開く
スマートフォンのCopilotアプリでは、「個人用設定」と「チャット設定」の2つの設定画面を開けます。

チャット画面の左上にあるメニューアイコンから「個人用設定」、右上の歯車アイコンから「チャット設定」を開けます。

「個人用設定」を開くには、チャット画面の左上にあるメニューアイコンをタップし、表示されたアカウント名を選択してください。

「個人用設定」では、回答のカスタマイズや保存されたメモリなどに関する設定を確認できます。
チャット設定を開く場合は、画面右上の歯車アイコンをタップしましょう。

ここでは、メモリやほかのアプリを使用中も音声で会話できる「バックグラウンドの会話」などを設定できます。

なお、アプリのバージョンによって設定項目や画面の表示が異なるケースがあるため、実際の画面を確認しながら操作してください。
とはいえ、Copilotの設定方法がわかっても「AIを使いこなせるか不安」と感じる方もいるでしょう。
AIを使うのが初めての方も、仕事で活用するための知識を基礎から身につけられるのが特徴です。
AIの活用に自信をつけたい方は、下記のサービス内容をご確認ください。
Copilotを使いやすくするおすすめの設定

Copilotは、カスタム指示やメモリなどを設定すると、自分の仕事や好みに合った回答を得やすくなります。
おすすめの設定は、下記の3つです。
- カスタム指示を設定して回答形式を調整する
- メモリ機能を有効にして自分に合った回答を得る
- 日本語で回答されるように言語設定を確認する
それぞれの設定方法を詳しく見ていきましょう。
カスタム指示を設定して回答形式を調整する
カスタム指示は、Copilotの回答形式や言葉づかいなどをあらかじめ指定できる機能です。
ブラウザ版では、下記の手順で設定できます。
- 画面左下のアカウント名から「設定」を開く
- 「個人用設定」の「Copilot をカスタマイズする」から「管理」を選ぶ
- 希望する回答形式を入力して保存する
- 「Copilot をカスタマイズする」のスイッチをオンにする
例えば「回答は結論から説明し、重要な内容を箇条書きにしてください」と入力すると、希望する形式で回答を得やすくなります。
AIに任せる作業をさらに業務に合わせて設計したい方は、下記の記事も参考にしてください。
AIエージェントの作り方ガイド!初心者向けに5ステップで解説
参考:Microsoft Copilot の応答方法をカスタマイズする|Microsoft サポート
メモリ機能を有効にして自分に合った回答を得る
メモリは、会話で伝えた好みや情報をCopilotが記憶し、今後の回答に生かす機能です。
オン・オフは、下記の項目から切り替えが可能です。
| 端末 | 切り替える項目 |
|---|---|
| ブラウザ版 | 「個人用設定」の「保存されたメモリ」 |
| スマートフォン | 「メモリ」の「個人用設定とメモリ」 |
「回答は300字程度にしてください」と伝えた内容が記憶されると、その後の会話にも反映されやすくなります。
会話の内容を記憶させたくない場合は、メモリ機能をオフにしましょう。
参考:個人向けの Microsoft Copilot:プライバシー コントロールと選択|Microsoft
日本語で回答されるように言語設定を確認する
Copilotの回答を日本語にしたい場合は、チャットに「日本語で回答してください」と入力しましょう。
毎回指定する手間を減らしたい場合は、カスタム指示に登録する方法もあります。
Copilotの設定ができても「仕事でどのように活用すればよいかわからない」と悩む方もいるでしょう。
UnionAIのAIエージェント研修では、AIの基本的な知識から、日々の業務にAIを取り入れる方法まで実践的に学べます。
自社の業務課題をもとにAIエージェントの作り方を学べるため、初心者でも仕事への活用方法を理解できます。
AIを活用して業務効率化を進めたい方は、下記のサービス内容をご確認ください。
Copilotのプライバシー設定を変更する方法

CopilotではAIの学習への利用やメモリ、会話履歴など、プライバシーに関する設定を変更できます。
主な設定方法や注意点は、下記の4つです。
- 会話内容がAIの学習に利用されるか確認する
- 保存されたメモリを無効化・削除する
- 不要な会話履歴を削除する
- 会社の機密情報を入力する前に利用環境を確認する
具体的な設定方法や注意点を順番に確認していきましょう。
会話内容がAIの学習に利用されるか確認する
個人向けCopilotでは、会話内容がAIの学習に利用される場合があります。
一方、職場向けのMicrosoft 365 Copilotでは、会話や回答、社内データは基盤となるAIモデルの学習には使用されません。
ただし、アプリのバージョンによって表示が異なるため、詳しい操作方法はMicrosoftの公式サイトをご確認ください。
なお、AIの学習への利用をオフにしても、製品の改善や安全対策などにデータが利用される場合があります。
参考:個人向けのMicrosoft Copilot:プライバシー コントロールと選択|Microsoft
保存されたメモリを無効化・削除する
Copilotのメモリをオフにしても、すでに保存された情報は自動的に削除されません。
なお、メモリを削除しても過去の会話履歴は残ります。会話の記録も消したい場合は、別途削除が必要です。
不要な会話履歴を削除する
Copilotでは、過去の会話を個別に削除する方法と一括で削除する方法があります。
端末ごとの削除方法は、下記のとおりです。
| 端末 | 削除方法 |
|---|---|
| ブラウザ版 | 会話の右側にある「…」から「削除」を選ぶ |
| Windows・Macのアプリ | 会話を右クリックして「削除」を選ぶ |
| スマートフォン | 会話の右側にある「…」から「削除」を選ぶ |
会話履歴をまとめて削除したい場合は、Microsoftアカウントのプライバシー設定を開いてください。
「Copilotアプリのアクティビティ履歴」にある「すべてのアクティビティ履歴を削除」を選択します。
参考:Microsoft Copilot の会話履歴|Microsoft サポート
会社の機密情報を入力する前に利用環境を確認する
Copilotに顧客情報や社外秘の資料を入力する際は、会社が利用を認めたサービスとアカウントを使いましょう。
情報漏えいを防ぐために、下記の3点を確認してください。
- 利用するアカウント|会社が利用を認めたものか
- 入力する情報|顧客名や契約内容などの機密情報が含まれていないか
- 社内のルール|AIに入力してよい情報の範囲が決まっているか
Microsoft 365 Copilotには企業向けのデータ保護機能がありますが、社内の情報管理ルールを守る必要があります。
会話履歴の削除などは、担当者の指示に従いましょう。
社内でAIを安全に活用するための知識を身につけたい方は、下記の記事も参考にしてください。
Copilotの設定ができないときの対処法

Copilotの設定ができない場合は、アカウントやアプリのバージョン、利用権限などが影響している可能性があります。
主な症状と対処法は、下記の3つです。
- 設定画面が表示されない場合はアカウントとアプリを確認する
- 設定を変更できない場合は利用権限を確認する
- 設定が反映されない場合はアプリを更新・再起動する
設定できない原因を解消するために、当てはまる症状から確認しましょう。
設定画面が表示されない場合はアカウントとアプリを確認する
Copilotの設定画面が表示されない場合は、サインインしているアカウントやアプリのバージョンを確認しましょう。
主な確認手順は、下記のとおりです。
- 個人向けか職場向けのアカウントかを確認する
- サインインしていない場合は、サインインする
- アプリを最新のバージョンに更新する
- 設定画面が見つからない場合は、ブラウザ版でも確認する
なお、個人向けと職場向けでは設定画面が異なるため、利用中のアカウントに合った操作方法を確認してください。
参考
Microsoft Copilot の使用を開始する|MicrosoftMicrosoft
Copilot の応答方法をカスタマイズする|Microsoft
設定を変更できない場合は利用権限を確認する
Microsoft 365 Copilotで設定を変更できない場合は、会社の契約内容や管理者による利用制限が原因として考えられます。
相談する際は、下記の3点を伝えるとスムーズです。
- 利用中のCopilot|個人向けか職場向けか
- 変更したい設定|カスタム指示やメモリなど
- 現在の状況|項目が表示されない、保存できないなど
なお、会社の情報管理ルールによっては、設定の変更が認められない場合もあります。
参考
所有している Copilot ライセンスの種類|Microsoft
サポート管理者が制御できる Microsoft Copilot アプリの機能|Microsoft Learn
設定が反映されない場合はアプリを更新・再起動する
Copilotの設定が反映されない場合は、まず変更内容が保存されているか確認しましょう。
保存されているのに反映されない場合は、下記の手順を試してください。
- アプリを終了して再起動する
- アプリを最新のバージョンに更新する
- 新しいチャットを開き、設定が反映されているか確認する
職場向けCopilotでは、社内のIT管理者への相談も検討しましょう。
参考
Microsoft 365 アプリから Microsoft Copilot
アプリへの移行|Microsoft個人向けの Microsoft
Copilot:プライバシー コントロールと選択|Microsoft
Copilotの設定を見直して仕事に活用しよう

本記事では、Copilotの初期設定からおすすめの設定、設定できないときの対処法などを解説しました。
重要なポイントは、下記のとおりです。
- 個人向けと職場向けでは、利用できる機能や設定項目が異なる
- 初期設定は、起動・サインイン・質問の入力の3ステップで進められる
- カスタム指示やメモリを活用すると、自分に合った回答を得やすくなる
- 設定できない場合は、アカウントやアプリ、利用権限を確認する
まずは、自分がよく使う設定から見直し、Copilotを実際の仕事で試してみましょう。
Copilotは、設定を見直して使い方を身につけると、資料作成や情報整理などさまざまな業務に活用できます。
Copilotを使いこなし、日々の業務を効率化したい方は、下記のサービス内容をご確認ください。
Copilotの設定に関するよくある質問

Copilotの設定についてよくある質問とその回答をまとめました。
Copilotの設定は無料でもできますか?
無料版のCopilotでも設定を変更できます。
ただし、利用できる機能や設定項目は、アカウントの種類や利用環境によって異なります。
Copilotの有料プランはいくらですか?
Copilotの有料プランは、個人向けは月額2,130円から、法人向けが1ユーザーあたり月額3,148円から利用できます。なお、法人向けの最低料金は年払いの月額換算です。
主なプランと料金は、下記のとおりです。
| 区分 | プラン | 月払い | 年払い |
|---|---|---|---|
| 個人向け | Microsoft 365 Personal | 2,130円/月 | 21,300円/年 |
| 個人向け | Microsoft 365 Family | 2,740円/月 | 27,400円/年 |
| 個人向け | Microsoft 365 Premium | 3,200円/月 | 32,000円/年 |
| 法人向け | Microsoft 365 Business Standard(Copilot込み) | 4,228円/月 | 3,523円/月相当 |
| 法人向け | Microsoft 365 Business Premium(Copilot込み) | 5,756円/月 | 4,797円/月相当 |
| 法人向け | Microsoft 365 Copilot Business(追加契約) | 3,778円/月 | 3,148円/月相当 |
Copilot Businessの追加契約には、対象となるMicrosoft 365プランが必要です。
最新の料金や利用条件は、Microsoftの公式サイトをご確認ください。
参考
Microsoft 365のプランと価格を比較|Microsoft
公式ビジネス向けMicrosoft Copilotの料金|Microsoft公式
Copilotの設定は複数の端末で共有できますか?
同じアカウントでサインインすれば、対応する設定や会話履歴を複数の端末で利用できます。
また、パソコンでの会話履歴は、スマートフォンからも確認可能です。
ただし、端末によって利用できる機能や設定項目は異なります。




