「これまでの経理業務をAIエージェントを活用して楽にしたい」
「経理業務の時間を短縮して、他の仕事に時間を使いたい」
といった悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
AIエージェントを活用すれば、請求書処理や経費精算などの日常業務を8割ほど効率化できます。
しかし、「覚える時間がないからとりあえず試してみよう」という流れで導入してしまうと、正しい方法がわからず一向に効率化できません。
場合によっては、情報漏洩が起こり、会社の一大事になる可能性もあります。
そこで本記事では1,000名以上にAI活用を指導してきたUnionAIが、経理AIエージェントができること・導入メリット・選び方をまとめて解説します。あわせて7つの経理AIエージェントを紹介するのでチェックしてください。
経理AIエージェントとは?

経理AIエージェントとは、複雑な経理業務を細かいタスクに切り分けて自律的に実行するAIエージェントです。決められた作業を実行する従来の会計ソフトやRPAと異なり、状況に応じた判断をしてユーザーに処理内容を提案できます。
経理担当者は上記のような提案を確認・承認すればよいので、入力作業の大部分をおこなう必要がありません。経理AIエージェントは、判断・提案まで含めて業務を担う「新たな労働力」といえます。
経理AIエージェントと従来システムの違い

経理AIエージェントで業務効率化できるといわれても、「いまの会計ソフト・RPAで十分だろう」と思う方もいるかもしれません。しかし、従来の会計ソフト・RPAと経理AIエージェントには、明確な違いがあります。
本章では従来の会計ソフト・RPAと経理AIエージェントの違いを、下記2つの観点から解説します。
- 役割分担の違い
- 生み出す時間の違い
大切な基礎知識ですので、ぜひチェックしてください。
役割分担の違い
1つめの違いは、「入力・処理・確認」という3つの工程を、システムと人間のどちらが担うかにあります。
従来の会計ソフト・RPAのもとでは、担当者が判断・入力し、システムが処理、再び担当者が確認する役割分担です。一方で、経理AIエージェントのもとでは、AIが入力・処理を担い、人間は判断と確認をする役割分担に変わります。
生み出す時間の違い
2つめの違いは、人間がどこに時間を使えるかにあります。
従来の会計ソフト・RPAのもとでは単純作業に使われていた時間が、経理AIエージェントのもとでは確認へと集約されます。
経理AIエージェントができること

本章では、経理AIエージェントに任せられる業務として、下記の10個を解説します。
- 請求書処理
- データ照合
- 経費精算
- 仕訳入力
- 勘定科目の提案
- 月次・年次決算
- 消込作業
- 予算実績管理
- 異常・不正検知
- 監査対応資料の収集・整理
それぞれの業務が具体的にどう変わるのか、順に見ていきましょう。
請求書処理
経理AIエージェントは、受け取った請求書の内容を読み取り、仕訳や支払データへの変換までおこないます。
これまで担当者が1件ずつ内容を確認しながら手入力していた作業も、AIエージェントが金額・取引先・支払期日を読み取り、仕訳案まで自動で作成・提案します。
データ照合
経理AIエージェントは複数の帳票やシステム間を横断して、金額や数量のズレがないか確認可能です。
データ照合に時間をとられている担当者の方は、経理AIエージェントを導入してください。
経費精算
社員が申請した経費の内容を確認して精算処理を進める作業の負担も、経理AIエージェントで軽減できます。
社内規程を学習すれば、AIは「これは交通費として妥当である」のような判断をして、担当者に提案可能です。
仕訳入力
経理AIエージェントは過去の仕訳データを学習して、銀行明細やクレジットカードの利用履歴をもとに仕訳入力を実行することが可能です。
過去のデータを学習させて、入力の時間を減らしましょう。
勘定科目の提案
経理AIエージェントは、取引やお金の流れを記録するための分類である勘定科目の判断も得意です。
勘定科目の提案機能は、担当者の経験に依存しない体制づくりに役立ちます。
月次・年次決算
月次・年次決算に必要なデータの集計や資料作成も、経理AIエージェントで効率化できます。支援内容には試算表の作成や、前月・前年との比較資料の生成なども含まれます。
決算業務の効率化は月末月初の残業削減に直結します。積極的に経理AIエージェントを活用しましょう。
消込作業
経理AIエージェントは、入金データと請求データを照合し、消込作業を代行できます。振込名義が請求書の宛名と異なる場合でも、一致する可能性の高い請求書を推測し、候補として提案可能です。
担当者の負担軽減は未回収の請求書の見落とし防止にもつながるでしょう。
予算実績管理
経理AIエージェントは、予算と実績の差異を集計し、表やグラフとして可視化できます。
そのため、「今月の営業部の交際費はいくら使っている?」のように、上司や上層部から急に予算実績の情報を求められても慌てずに対応できます。
異常・不正検知
経理AIエージェントは、同一人物による高額な経費申請の繰り返しや通常と異なる時間帯の処理など、不自然なお金の流れを検知します。
ミスや不正を見落とせない経理担当者にとって異常・不正検知の仕組みは、長年信頼してきた社員を疑うのではなく、仕組みで守るセーフティネットです。
監査対応資料の収集・整理
経理AIエージェントは、監査で求められる証憑や処理履歴を整理・収集できます。処理のたびに「誰が・いつ・どのような判断をしたか」のログが自動で蓄積されるためです。
監査対応の効率化は、税務調査への心理的な負担も軽くします。必要な情報を収集・整理しやすい体制を作りましょう。
UnionAIでは、経理AIエージェントを構築するノウハウを豊富に有しています。初回相談は無料ですので、経理AIエージェント導入を検討している方はお気軽にお問い合わせください。
経理AIエージェントを導入するメリット

本章では、経理AIエージェントを導入するメリットを解説します。
- 業務時間を削減できる
- 属人化を解消できる
- 内部統制を強化できる
- 社内の意思決定を素早くできる
上記4点を説明できると、社内の理解をスムーズに得られます。順にチェックしましょう。
業務時間を削減できる
経理AIエージェントの導入により、入力・処理にかかる時間を削減できます。AIは人間を上回るスピードかつ同時並行で作業をおこなえるためです。
入力・処理時間の削減は、経理担当者が本来注力すべき確認・承認へ集中できることを意味します。
属人化を解消できる
経理AIエージェントの導入により、特定の担当者しかわからない業務の判断基準を、誰にでもわかるものに変えられます。ベテラン社員の判断パターンをAIに学習させられるためです。
属人化の解消は、自社における「その人がいないと回らない」リスクの解消でもあります。
内部統制を強化できる
経理AIエージェントは内部統制の強化にも役立ちます。手作業では記録・整理に手間がかかっていた「誰が・いつ・どのような判断をしたか」を、AIが自動的に記録・蓄積するためです。
このような機能を活用すれば、内部統制の実効性を高められるはずです。
社内の意思決定を素早くできる
経理AIエージェントは、経営判断をスピーディーにします。月末にならないと把握できなかった資金状況や予算消化率を、日次で確認できる仕組みがあるためです。
経理AIエージェントは経理部門だけでなく、経営層をも助けるサービスです。
経理AIエージェントにかかる費用の相場

経理AIエージェントは、月額数万円程度から利用できるものが中心です。料金体系はサービスによって異なり、月額固定制でなく従量課金制のケースもあります。
まずは自社が自動化したい業務範囲を明確にしたうえで、複数サービスの見積もりを比較しましょう。費用は業務範囲やプランによって幅があるため、相場だけで判断せず自社の課題に合うかを基準にしてください。
経理AIエージェントの導入手順

経理AIエージェントの導入・社内への定着を成功させるには、正しい手順を知らなければなりません。本章では、経理AIエージェントの導入手順を下記5つのステップで解説します。
- 担当者を決める
- 解決したい課題を洗い出す
- 目的に合ったAIエージェントを選定する
- データと規程を整える
- 小さく始め、運用と改善を繰り返す
上記5つの手順をおさえ、実行できるようにしましょう。
担当者を決める
まずは、経理業務を理解したうえで経理AIエージェント導入を進められる担当者を決めましょう。経理業務に詳しくない人だけで進めると、判断に迷ってしまい、プロジェクトが進まなくなる恐れがあるためです。
担当者を決めるコツは、まとまった時間を確保できなくても進められる体制づくりです。忙しい経理担当者にとって、余った時間で経理AIエージェント導入を進めるやり方は難しいと予想されます。そこで週に1〜2時間でもよいので、導入作業に充てる時間を予定表に入れてもらいましょう。時間を決めておけば、忙しい時期でも作業が止まりません。
解決したい課題を洗い出す
担当者を決めたら、特に解決したい課題を1つ設定しましょう。後述の「小さく始め、運用と改善を繰り返す」にも通じる話ですが、まずは1つの業務に絞ってテストするほうが効果測定しやすく、失敗のリスクも減らせます。
やり方として、まずは直近1週間の業務内容を、「請求書処理:月曜3時間、火曜2時間…」のように書き出してください。そのなかでも特に数値の大きいものが、優先的に経理AIエージェントを導入すべき業務です。数値にすると、「こんなに時間がかかっていたのか」とあらためて実感できるでしょう。
目的に合ったAIエージェントを選定する
洗い出した課題をもとに、目的に合った経理AIエージェントを選定します。すべての業務を一度に自動化できるツールを探すのではなく、優先順位の高い業務に強いサービスを選びましょう。対応範囲が広すぎるツールは、自社の課題に対して機能が過剰になり、コストや運用の負担が大きくなりやすいためです。
公式サイトの情報だけでなく、問い合わせで取り寄せられる資料も判断材料にしてください。
データと規程を整える
経理AIエージェントに読み込ませるデータや社内規程を整理しておく必要があります。AIは過去のデータや規程をもとに判断するため、元データが不足していたり不正確だったりすると、誤った提案をしてしまうためです。
データや規程のなかでも特に、担当者の経験に依存するものや、あいまいだったルールを明文化しましょう。
たとえば、
- 取引先との打ち合わせ中の飲食代を交際費と会議費のどちらで処理するかのルール
- パソコンをはじめとする備品を消耗品費で処理するか固定資産に計上するかのルール
上記が当てはまります。このように従来はあいまいだった基準を、誰が見ても同じ判断ができる基準に変えるのがポイントです。
データや社内規程の整備は、経理AIエージェントの精度を左右します。社内のデータや規程を、誰が見ても同じ解釈ができる形に揃えてください。
小さく始め、運用と改善を繰り返す
前述の「解決したい課題を洗い出す」にも通じる話ですが、経理AIエージェントの導入はスモールスタートでおこないましょう。思った効果を得られなかった場合の影響を最小限に抑えつつ、次の手に素早く移行できるためです。
スモールスタートの例として、最初は経費精算だけを任せて1カ月ほど運用します。運用をはじめたら、下記の点を測りましょう。
- 自動化率
- 誤登録率
- 根拠提示率
- 例外検知率
- 再確認時間
- 1件あたりの処理時間
上記をチェックしながら、「もっとこうして欲しい」「この判断は違う」と感じた部分を修正します。数週間から1カ月程度の試験期間を設け、担当者の修正をもとにAIの出力精度を上げましょう。
その場合は、外部の専門家の力を借りる方法もあります。UnionAIでは、企業ごとに課題整理からAIエージェントの導入・開発、運用まで、一気通貫で支援する体制を整えております。相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
経理AIエージェントの比較7選

経理AIエージェントは、サービスごとに特徴が異なります。本章では、下記7つの経理AIエージェントサービスについて、主な機能、ほかの6つと比べたときの違い、どんな企業に向いているかを整理しました。
- UnionAIでの独自開発:課題発見からの伴走
- TOKIUM(トキウム) 経理AIエージェント:AIと人間のダブルチェック
- バクラクAIエージェント:スマートフォンでの領収書撮影
- MAJOR FLOW:人数が増えるほど割安になる料金体系
- freee AIアシスタント:freeeサービスとの連携
- マネーフォワード AI Cowork:マネーフォワードサービスとの連携
- Robota:既存の会計システムを活用可能
気になるサービスから読み進めてください。
UnionAIでの独自開発

UnionAIは既製のパッケージサービスを導入するのではなく、オーダーメイドで開発したAIエージェントを提供します。
サービス内容としては、課題の整理からAIエージェントの開発・運用、効果測定・改善までを一気通貫で支援します。
経理部が忙しく、AIエージェント導入を任せられる人材がいない企業や、解決すべき課題発見から相談したい企業に向いています。初回相談は無料なので、下記よりお問い合わせください。
TOKIUM(トキウム) 経理AIエージェント

TOKIUMは、累計2,500社以上で利用されるSaaSを提供している株式会社TOKIUMによる経理AIエージェントです。
主な機能は、請求書支払、経費精算、新リース対応、請求書発行などへの対応です。8,000人以上のオンラインオペレーターが領収書や請求書をデータ化するオペレーション基盤で、実務レベルの出力精度を実現しています。
出力精度にこだわりたい方や既存の会計ソフト・RPAを使い続けたい企業におすすめです。
バクラクAIエージェント

バクラクは株式会社LayerX(レイヤーエックス)が提供するサービス群です。2026年6月現在、2万を超える企業で導入されており、99%以上のサービス継続率を誇ります。
具体的な機能として、請求書をデータ化する「バクラク請求書受取」、入金消込・督促を担う「バクラク請求書発行」などがあります。これらを用途に応じて選ぶ、または組み合わせて利用します。
実績のあるサービスで失敗を避けたい企業や、経費精算の負担を減らしたい企業におすすめです。
MAJOR FLOW

MAJOR FLOWは、パナソニック デジタル株式会社が提供するサービスです。
経費精算/支払依頼システムでは、入力内容に合わせた仕訳データの生成、会計データの出力、出張や交際費などの事前申請時における仮払管理、勘定科目・プロジェクトごとの予算実績管理が可能です。証憑保管システムでは、証憑データを利用した立替精算や請求書支払いの処理ができ、承認後は仕訳データや振込データを出力できます。
50人以上での経理AIエージェント利用を想定している企業におすすめです。
freee AIアシスタント

freee AIアシスタントは、freee株式会社が提供するサービスです。
主な機能として、チャット形式で話しかけるだけで、経費精算や支払依頼、出張申請、見積作成、予算実績管理などの定型業務を半自動化できます。
経理だけでなくバックオフィス業務全般を効率化したい企業や、すでにfreeeのサービスを導入している企業に向いています。
マネーフォワード AI Cowork

マネーフォワード AI Coworkは、株式会社マネーフォワードが提供するサービスです。
AIが社内ルールから逸脱しないようにするための「ガードレール機能」、AIが作成した下書きを人間が確認・承認する「Draft & Approve」プロセス、AI監査ログなど、エンタープライズ水準のガバナンス機能を搭載しています。
厳格なガバナンス体制のもとで経理AIエージェントを利用したい企業や、すでにマネーフォワードのサービスを利用している企業におすすめです。
Robota

Robotaは、ファーストアカウンティング株式会社が提供するAIエンジンです。
Robotaはテンプレートの事前定義が不要なAI-OCRによる請求書・領収書のデータ化をはじめ、書類の自動判別(振分)、台紙からの切り取り・回転補正、勘定科目の仕訳推論、データ整合性の確認など、用途に応じて利用可能です。
既存の会計システムや業務フローをできるだけ変えずに経理AIエージェントを導入したい企業におすすめです。
経理AIエージェントの選び方

自社に合った経理AIエージェントを導入するには、正しい選び方を知る必要があります。本章では、経理AIエージェント選定で確認すべき下記5つの基準を解説します。
- 自社の課題に合ったサービスを選ぶ
- 使いやすさに優れたサービスを選ぶ
- 既存システムと連携できるサービスを選ぶ
- 導入事例が豊富なサービスを選ぶ
- セキュリティ面の安全性が明記されたサービスを選ぶ
順に見ていきましょう。
自社の課題に合ったサービスを選ぶ
使わない機能への出費を避けるため、自社が抱える課題に対応した経理AIエージェントを選びましょう。
すべての課題に○がつくサービスがなくても、優先度の高い課題に○がついているかを基準に絞り込めます。
使いやすさに優れたサービスを選ぶ
経理AIエージェントは、専門知識がない担当者でも直感的に使えるサービスを選びましょう。経理担当者がITやAIの専門家ではないケースもあるので、複雑な操作が必要なサービスは運用で負担になるためです。
対策として、契約前に無料相談やデモ体験ができるサービスが多いので、それらを活用して使いやすさを確認してください。
既存システムと連携できるサービスを選ぶ
経理AIエージェントは、社内で使っている会計ソフト・RPAと接続性・互換性のあるサービスを推奨します。連携できないサービスを選ぶと設定の手間が増え、そのぶん担当者の負担も増えてしまうためです。
既存システムとの連携性は、導入後の手間を省く重要なチェックポイントです。各社の経理AIエージェントを閲覧するにあたって、自社で利用している会計ソフト・RPAの名前を控えておきましょう。
導入事例が豊富なサービスを選ぶ
導入事例が豊富であるほど、導入後のイメージがしやすく、安心感があります。
各サービスの公式サイトに、下記の記載があるかを探しましょう。
- 同じ業界・規模の企業における導入実績
- 導入後の効果測定データ
- 精度の定量的なデータ
- 継続利用率
- お客様の声
顧客ごとに導入事例ページを設けているサービスもあるので、そちらを閲覧するのも有効です。あるいは問い合わせや無料相談で、自社と似ている企業の事例を教えてもらう方法もあります。
セキュリティ面の安全性が明記されたサービスを選ぶ
経理AIエージェントを選ぶ際は、セキュリティ体制が公式サイトや資料で明確に説明されているサービスを選んでください。経理業務は取引先情報や支払金額など、機密性の高い情報を扱うため、情報が外部に漏れると信用問題に発展するためです。
上記のように、機能だけでなくセキュリティ面にもこだわりましょう。
経理AIエージェントの注意点

経理AIエージェントは経理業務の多くを半自動化してくれる便利なサービスですが、運用には注意点もあります。本章では下記3つの注意点を解説します。
- 判断の根拠を明確にしておく
- 法令改正に対応できる仕組みをつくる
- セキュリティリスクには厳重に警戒する
いずれもトラブル防止のために必要な知識です。
判断の根拠を明確にしておく
経理AIエージェントを利用する際は、AIがなぜその判断をしたのかを明確にする必要があります。AIの思考過程が見えないまま運用すると、誤った出力をされたときの原因特定に時間がかかってしまいます。
わからないことがあれば、無料相談やデモ体験の際に質問して解消します。
法令改正に対応できる仕組みをつくる
インボイス制度や電子帳簿保存法など、経理業務に関わる法令は変化し続けています。法令改正に対応していないサービスを使い続けると、知らないうちに法令違反をしてしまうかもしれません。
そのため、導入を検討している経理AIエージェントが法令改正に対応可能かどうかを確認しておく必要があります。
セキュリティリスクには厳重に警戒する
経理AIエージェントを導入した後は、社内操作によるミスと外部からの攻撃、双方からのセキュリティリスクに警戒を続ける必要があります。
社内では、担当者の異動や退職のたびにアクセス権限を見直しましょう。権限を外し忘れると、業務に関係のない人が取引先情報や支払金額を閲覧できてしまいます。
セキュリティ対策は、導入時だけでなく運用中も続けるべきです。誰がどのタイミングでログを確認するか、社内で決めて運用してください。
経理AIエージェントが日常業務を80%カットできる

本記事の要点は下記のとおりです。
- 経理AIエージェントは、判断・提案まで含めて業務を代行できる新たな労働力
- 請求書処理・仕訳入力・不正検知など、幅広い業務を担当
- メリットは業務時間の削減、属人化の解消、内部統制の強化など
- 注意点は判断根拠の明確化やセキュリティ面
経理AIエージェントが経理業務における作業時間を減らすことで、人間は数値や事実関係の確認に時間を使えます。ぜひ取り入れてください。
UnionAIのAIエージェント開発サービスでは、課題のヒアリングから貴社専用にカスタマイズした経理AIエージェントの開発・運用まで実施します。初回相談は無料なので、下記よりお気軽にお問い合わせください。
経理AIエージェントに関するよくある質問
AIで経理の仕事はなくなりますか?
経理の仕事が完全になくなるわけではありません。AIが担うのは定型的な入力・確認作業が中心で、最終判断や例外対応には人間が必要です。
経理AIエージェントとRPA・会計ソフトの違いは何ですか?
RPAや会計ソフトが決められた手順を実行するのに対し、経理AIエージェントは状況に応じて判断しながら業務を進められます。また経理AIエージェントは既存の会計ソフトを置き換えるのではなく、補完・拡張する形で導入するのが一般的です。
経理AIエージェントは小規模企業や個人事業主でも使えますか?
サービスによっては小規模企業や個人事業主でも利用できます。従量課金制で使えるサービスなら、請求書・領収書処理、仕訳作成は1件あたり数十円、出張申請代行は1件あたり500〜2,000円です。月額固定制でも、小規模な請求書処理のみであれば月額数万円から利用できます。まずは無料相談やデモ体験で、自社の規模に合ったプランがあるか確認してください。
経理AIエージェント導入にはどれくらいの期間がかかりますか?
PoC(試験導入)は数週間から始められます。まず一部の業務で試して、効果を確認してから範囲を広げる進め方が一般的なためです。ただし本格的に社内に浸透させるには数カ月かかります。
AIの判断ミス(ハルシネーション)が心配ですが、どう防げばいいですか?
AIの提案を経理担当者が確認する運用体制にしてください。AIは過去のデータをもとに提案をおこないますが、誤った判断をするケースがあるためです。関連して、AIの判断の根拠を閲覧できるサービスを導入すれば、担当者の確認が楽になります。




