Copilotの使い方をマスターすれば、メール作成や企画立案などの業務を効率化し、1日1時間以上の作業時間を短縮できます。浮いた時間をほかの業務に充てたり、残業を減らしたりすることで、時間に余裕を持って働けるようになるでしょう。
しかし、Copilotをフル活用できている方や企業は少ないため、使い損をしている可能性があります。
そこで本記事で解説するのは、Copilotの基本操作4ステップや仕事での活用例9選、Word・Excel・PowerPointでの使い方です。
CopilotとExcel・PowerPointを連携させた活用方法を知りたい方は、下記の動画もあわせてご覧ください。
Copilot AIの連携活用術!ExcelもPowerPointも全部自動化しちゃいましょう!
Copilotとは

Copilotは、Microsoftが提供する生成AIサービスで文章の作成や情報の整理、アイデア出しなど、さまざまな作業をサポートします。
ここでは、Copilotの基本的な特徴と、無料版・有料版の違いを解説します。
文章作成や情報整理などに使えるMicrosoftの生成AIサービス
Copilotは、日本語で質問や指示を入力すると、文章の作成や要約、アイデア出しなどを手伝ってくれるサービスです。
たとえば「来週の定例会議の案内文を作って」と入力すると、件名と本文を備えたメールの下書きが返ってきます。
なお、Webブラウザで使う個人向けCopilotと、Word・Excel・PowerPointなどで使うCopilotでは、利用条件や機能が異なります。
Copilotの無料版と有料版では利用できる機能が異なる
Copilotは無料でも基本的なチャットを利用できます。ただし、Word・Excel・PowerPoint内で使える機能は、Microsoft 365の契約プランやアカウントによって異なります。
主な利用形態を整理すると、下記のとおりです。
| 利用形態 | 主に使う場所 | できること・利用条件 |
|---|---|---|
| 個人向けの無料Copilot | Webブラウザ、対応アプリ | 質問、文章作成、要約など。サインインせずに基本的なチャットを利用できる。 |
| 法人向けCopilot Chat | 会社が指定するWeb画面やMicrosoft 365の対応アプリなど | 対象のMicrosoft 365契約で利用できるAIチャット。機能は契約や設定によって異なる。 |
| Microsoft 365アプリ内のCopilot | Word・Excel・PowerPointなど | 文書作成、データ分析、スライド編集など。契約や追加ライセンスによって利用範囲が異なる。 |
追加のCopilotライセンスがなくても一部の機能を使える契約がある一方、会社の管理設定によって利用が制限される場合もあります。
参考
Microsoft Copilotの概要|Microsoft Learn所有している
Copilot ライセンスの種類|Microsoft サポート
Copilotの使い方9選

Copilotは、メール作成や文章の要約、アイデア出しなど、さまざまな業務に活用できます。
Webブラウザで利用できるCopilotの主な活用例は、下記の9つです。
- メールの要件からビジネスメールを作成
- 長い文章の要点を抽出・要約
- 企画に役立つアイデアを提案
- タスクの緊急度と重要度から優先順位を整理
- 業務の予定から1日のスケジュールを作成
- 会議メモから議事録の下書きを作成
- 複数の情報を比較表に整理
- 指定したテーマの情報を収集・整理
- 文章の誤字脱字や表現をチェック
具体的なプロンプト例とあわせて、それぞれの使い方を見ていきましょう。
メールの要件からビジネスメールを作成
伝えたい要件を箇条書きで入力すると、相手や目的に合わせたビジネスメールの下書きを作れます。
たとえば、取引先へ見積書を送る際は、納期や打ち合わせの希望日などを指定して、下記のように依頼します。
たとえば、取引先へ見積書を送る際は、納期や打ち合わせの希望日などを指定して、下記のように依頼します。
取引先に見積書を送付するメールを作成してください。
納期は11月30日、打ち合わせの希望日は11月10日です。
丁寧な敬語で作成してください。
具体的な条件を伝えると、用件に沿ったメールを作成できます。
送信前には、宛先や日程、添付書類などに誤りがないか確認してください。
送信前には、宛先や日程、添付書類などに誤りがないか確認してください。
長い文章の要点を抽出・要約
報告書や説明資料などの文章を貼り付けると、重要な情報を抜き出して短くまとめてくれます。
要約したい文章を貼り付け、下記のように指示しましょう。
以下の文章を300文字以内で要約し、重要なポイントを3つ箇条書きにしてください。
【ここに要約したい文章を貼り付ける】
要約した内容に誤りや抜け漏れがないか、数字や固有名詞などを元の文章と照らし合わせて確認する必要があります。
企画に役立つアイデアを提案
企画の目的やテーマを伝えると、自分では思いつかなかったアイデアも含めて複数の案を提案してくれます。
社内のペーパーレス化を進める際のプロンプト例は、下記のとおりです。
社内のペーパーレス化を進めるための施策を5つ、費用と実行のしやすさを考慮して提案してください。提案されたアイデアは企画のたたき台として活用し、実現性や費用、自社の状況を踏まえて採用するか判断しましょう。
タスクの緊急度と重要度から優先順位を整理
タスクの期限や業務への影響度などを入力すると、緊急度と重要度の2つの観点から優先順位を表に整理できます。
タスクの期限や業務への影響を整理し、下記のように指示しましょう。
以下のタスクを緊急度と重要度で分類し、優先順位がわかる表にしてください。
判断材料が不足する項目は「要確認」と記載してください。
・議事録の共有|本日中|担当者が次の作業を開始するために必要
・備品の発注|金曜まで|在庫は来週半ばまで残っている
・健康診断の案内|来週月曜まで|全従業員への周知が必要
Copilotが提案した優先順位はあくまで参考とし、上司の指示や取引先との約束なども踏まえて判断してください。
業務の予定から1日のスケジュールを作成
その日の予定やタスク、作業時間を入力すると、1日のスケジュール案を作ってくれます。
業務内容や予定時刻、作業に必要な時間を整理し、下記のように指示しましょう。
9時から17時までの勤務時間で、以下の業務と会議予定をもとに、
休憩時間を含めた1日のスケジュールを表形式で作成してください。
・メール確認|30分
・定例会議|10時~11時
・資料作成|2時間
・問い合わせ対応|1時間
・昼休憩|12時~13時
急な予定変更があった際は、「10時の会議が30分延びたので、その後の予定を組み直してください」と指示します。
このように追加で伝えると、スケジュールの再調整が可能です。
会議メモから議事録の下書きを作成
会議中のメモを貼り付けると、内容を整理して議事録の下書きを作ってくれます。会議中に取ったメモを用意し、下記のように指示しましょう。
以下の会議メモを、決定事項・未決事項・担当者・期限に分けて
議事録形式でまとめてください。
メモにない情報は推測せず「未確認」と記載してください。
【ここに会議メモを貼り付ける】
決定事項や未決事項、担当者などを項目別に整理でき、会議後の確認や情報共有がしやすくなります。
複数の情報を比較表に整理
商品やサービスの情報を貼り付けると、項目ごとに整理して比較表を作ってくれます。
たとえば、3つのオンライン会議サービスを比較するとします。まずは各サービスの情報を用意し、下記のように指示しましょう。
以下の3つのサービスについて、料金・主な機能・特徴を比較表にまとめてください。
資料に記載のない項目は「記載なし」としてください。
【ここに3つのサービスの情報を貼り付ける】
ただし、Copilotが誤った情報を追加する可能性もあるため、元の資料との照合が必要です。
指定したテーマの情報を収集・整理
調べたいテーマや条件を伝えると、関連する情報を集めて要点を整理してくれます。
国内の生成AI市場について調べる際のプロンプト例は、下記のとおりです。
国内の生成AI市場について、直近1年間の主な動向を調べ、
出典を示してまとめてください。出典を含めて情報を整理できるため、詳しく確認したい資料を見つけられます。
ただし、出典として示されたURLが実在するか、情報や数値が正しいかを確認しましょう。
文章の誤字脱字や表現をチェック
作成済みの文章を貼り付けると、誤字脱字や不自然な言い回しを指摘してくれます。全社向けのお知らせ文や取引先への案内メールなどを送る前のチェックにも役立ちます。
文章の誤字脱字や表現を確認する際のプロンプト例は、下記のとおりです。
以下の文章の誤字脱字や不自然な表現を指摘し、
修正前と修正後がわかるように表で示してください。
【ここにチェックしたい文章を貼り付ける】
修正前後の文章を表で比較できるため、どの修正を採用するか判断しやすくなります。
修正案を反映する前に、文章の意味や意図が変わっていないか確認しましょう。
AIを業務で活用する方法をさらに知りたい方は、下記の記事も参考にしてください。
Copilotの使い方4ステップ

Copilotは、対応するWebブラウザがあれば、無料で基本的なチャットを試せます。特別なソフトをインストールする必要はありません。
ここでは、会議案内メールを作成するまでの操作を4ステップで解説します。
- Microsoft CopilotのWebサイトにアクセスする
- 必要に応じてMicrosoftアカウントでサインインする
- チャット欄に質問や指示を入力する
- 回答を確認して追加の指示で修正する
実際の操作画面を見ながら、各ステップを確認していきましょう。
【STEP1】Microsoft CopilotのWebサイトにアクセスする
CopilotはMicrosoft Edgeのほか、Google Chromeなどの対応するWebブラウザからも使えます。ブラウザを開き、Copilotの公式サイトにアクセスしてください。

引用元:Microsoft
掲載した画面では、左側に「Copilotへようこそ」と「サインイン」ボタンが表示されています。
今回はMicrosoftアカウントを使って進めるため、「サインイン」をクリックしてください。
【STEP2】必要に応じてMicrosoftアカウントでサインインする
「サインイン」をクリックすると、メールアドレスなどを入力する画面が表示されます。

引用元:Microsoft
Microsoftアカウントを持っている方は、「メール、電話、Skype」の欄にメールアドレスなどを入力し、「次へ」をクリックしてください。
アカウントを持っていない方は、画面の「作成」から新規登録できます。
なお、会社でMicrosoft 365 Copilotを利用する際は、会社から指定された職場用のアカウントでサインインしてください。
【STEP3】チャット欄に質問や指示を入力する
サインインすると、「こんにちは。何かお手伝いできることはありますか?」と表示されたチャット画面が開きます。
画面中央の「Copilot にメッセージを送信する」と書かれた欄に、質問や指示を入力します。

今回は、社内向けの会議案内メールを作成するため、下記のように入力して送信しましょう。
社内向けの会議案内メールを作成してください
Copilotから、件名や日時、議題を含むメールの下書きが返ってきます。
このように、チャット欄に指示を入力するだけで文章を作成できます。
【STEP4】回答を確認して追加の指示で修正する
Copilotから返ってきた回答が、依頼した内容や希望する形式に合っているか確認しましょう。修正したい箇所があれば、追加指示で調整が可能です。

先ほど作成したメールに対して「もう少し短くしてください」と指示すると、文章を短くした2つの案が表示されました。

続けて「箇条書きにしてください」と指示すると、日時や場所、議題が箇条書きで整理されます。
Copilotで作成したメールを業務で使用する際は、下記のようにAIと人の作業を分けるとよいでしょう。
| AIに任せる作業 | 人が担当する作業 |
|---|---|
| 会議案内の下書きを作る | 日時・場所・議題が正しいかを確認する |
| 文章を短くしたり、箇条書きに整えたりする | 入力用の「〇〇」が残っていないか、宛先が合っているかを確認して送信する |
Copilotが作成した文章をそのまま使用せず、内容に誤りがないか確認したうえで、業務に活用することが大切です。
Copilotの基本操作を覚えたら、次はAIに任せられる業務を増やしてみませんか。
講師のサポートを受けながら実際に手を動かせるため、学んだ知識を自社の業務改善に結びつけられます。
AIを活用して日々の業務をさらに効率化したい方は、下記から研修の詳細をご確認ください。
Word・Excel・PowerPointでCopilotを使う方法

Copilotは、Word・Excel・PowerPointでも利用でき、文章作成やデータ分析、スライド作成などをサポートします。ただし、利用できる機能はMicrosoft 365の契約プランやアカウントによって異なります。
各アプリでの主な使い方は、下記のとおりです。
- Word|営業報告書などの文章を作成・修正する
- Excel|売上データを分析してグラフを作成する
- PowerPoint|指定したテーマに沿ってスライドを作成する
それぞれの具体的な使い方を見ていきましょう。
Word|文章の下書きや作成・修正をする
Wordでは、売上金額や営業実績、課題などを入力すると、営業報告書の下書きを作成できます。今回は、月次の営業報告書を例に操作方法を紹介します。
空の文書を開き、画面右下にあるCopilotのアイコンをクリックしてください。

右側に表示される入力欄に、下記のプロンプトを入力しましょう。

今月の営業活動について、営業報告書の下書きを作成してください。
以下の内容を盛り込んでください。
・営業訪問件数:20件
・新規契約件数:5件
・売上金額:150万円
・前月売上:120万円
・課題:新規顧客の獲得率が低い
・来月の目標:売上180万円
見出しを付け、上司に提出できるビジネス文書としてまとめてください。
送信すると、「総括」「営業実績」「実績分析」「課題」の4項目で構成された月次営業報告書が作成されました。営業実績は表に整理されています。

次に、文章を読みやすくするため、下記のように追加で指示します。
作成した営業報告書について、以下の内容を修正してください。
・「課題」の内容を箇条書きにして読みやすくする
・文章全体を簡潔でわかりやすいビジネス文書に整える
なお、営業件数や売上金額などの数値は変更しないでください

その結果、「課題」が4項目の箇条書きに整理され、文章全体も簡潔で読みやすい内容になりました。
ただし、生成された文章や数値に誤りがないか、元のデータと照らし合わせる必要があります。
Excel|売上データを分析してグラフを作成する
Excelでは、売上データの集計や分析、グラフの作成をCopilotに依頼できます。
今回は、A列に「月」、B列に「売上金額(円)」を入力した、1月から6月までのデータを使用します。

売上データを開き、画面右下にあるCopilotのアイコンをクリックしてください。

右側の入力欄に、下記のプロンプトを入力しましょう。
このExcelシートに入力されている1月から6月までの売上データを分析してください。
以下の内容をまとめてください。
・月別の売上推移がわかる棒グラフを作成する
・売上が最も高い月と低い月を示す
・6か月間の売上合計と平均売上を算出する
・売上の増減傾向を簡潔に説明する
作成したグラフには「月別売上推移」というタイトルを付けてください。
送信すると、最高売上は6月、最低売上は3月、6か月間の合計は860万円、月平均は約143万円という集計結果が表示されました。
売上の増減傾向も説明され、棒グラフが作成されています。
ただし、グラフの数値が「¥1」「¥2」と表示され、実際の売上金額を読み取れませんでした。

そこで、金額の表示を修正するため、下記のように追加で指示します。
作成した「月別売上推移」の棒グラフについて、売上金額がわかりやすいように数値の表示を修正してください。
縦軸と各棒の上部に表示する金額を「120万円」「135万円」のように万円単位で表示してください。
元の売上データは変更しないでください。
その結果、グラフの数値が万円単位で表示され、売上金額を確認しやすくなりました。

また、指示は出していませんが、最高額と最低額の棒に色が付き、売上の違いが明確になっています。
今回はグラフが見やすくなりましたが、Copilotが意図しない箇所を変更する可能性もあるため、修正後の確認が必要です。
PowerPoint|プレゼン資料のスライドを作成する
PowerPointでは、Copilotを使って指定した構成のスライドを作成し、あとから内容を修正できます。
白紙のスライドを開き、画面右下にあるCopilotのアイコンをクリックしてください。

右側に表示される入力欄に、下記のプロンプトを入力しましょう。
社内向けに「生成AIを業務に活用する方法」というテーマで、
5枚のスライドからなるプレゼンテーション資料を作成してください。
以下の構成にしてください。
タイトル:生成AIを業務に活用する方法
生成AIとは何か
生成AIを活用できる業務例
生成AIを利用する際の注意点
まとめ
各スライドの文章は簡潔にまとめ、生成AIを初めて利用する社員にも理解できる内容にしてください。
デザインは青と白を基調とした、シンプルなビジネス向けにしてください。
送信すると、指定した構成に沿って、青と白を基調とした5枚のスライドが作成されました。

3枚目の「生成AIを活用できる業務例」には、「メールの下書き」「資料の要約」「アイデア出し」「翻訳・言い換え」の4つが並んでいます。
続いて、3枚目の内容を修正するため、下記のように追加で指示します。
3枚目の「生成AIを活用できる業務例」に、「メールの文章作成」を追加してください。
ほかのスライドは変更しないでください。

その結果、3枚目に「メールの文章作成」が追加され、ほかのスライドは変更されませんでした。
作成したスライドは文章やデザイン、数値などに誤りがないか確認し、用途に合わせて調整してください。
Copilotで使うプロンプトの書き方

Copilotから希望に近い回答を得るには、目的や背景、出力形式などを具体的に伝えることが大切です。
効果的なプロンプトを書くポイントは、下記の3つです。
- 作成する文章の目的や読み手を具体的に伝える
- 参考資料や背景情報を伝えて回答の精度を高める
- 文字数や表形式などの出力条件を指定する
それぞれの書き方を具体例とあわせて見ていきましょう。
作成する文章の目的や読み手を具体的に伝える
文章の作成を依頼する際は、誰に向けて何を伝えたいのかを具体的に指定します。
たとえば、新入社員に経費精算のルールを説明したいときは、下記のプロンプトが役立ちます。
新入社員向けに、社内の経費精算ルールをわかりやすく説明する文章を作成してください。自分の業務で使う際は、下記の【 】の部分を目的に合わせて変更しましょう。
【読み手】向けに、【テーマ】を【わかりやすく・丁寧になど】説明する
文章を作成してください。読み手や目的を明確にすると、相手に合った言葉遣いや説明内容で文章を作成できます。
参考:優れたプロンプトで Copilot の応答を向上させる|Microsoft サポート
参考資料や背景情報を伝えて回答の精度を高める
作業の背景や参考資料を伝えると、指定した情報に沿った回答を得られます。
会議メモをもとに情報を整理する際のプロンプト例は、下記のとおりです。
以下の会議メモを参考に、決定事項と今後の対応を整理してください。
メモにない情報は推測せず、不明な項目は「未確認」と記載してください。
【ここに会議メモを貼り付ける】
参考資料を指定すると、回答の根拠となる情報が明確になり、内容を確認しやすくなります。
参考:Microsoft Copilot で優れたプロンプトを書く|Microsoft
文字数や表形式などの出力条件を指定する
文字数や文章の雰囲気、箇条書き、表形式などを指定すると、希望する形に近い回答を得られます。
たとえば、上司への報告文を短くまとめる際のプロンプト例は、下記のとおりです。
以下の報告文を300文字以内で、結論・理由・具体例の順にまとめてください。
【ここに報告文を貼り付ける】
最初からすべての条件を指定する必要はありません。回答を確認しながら追加の指示で調整すると、希望する文章に近づけられます。
Copilotを使い始めると「ほかの業務にも活用したい」「社員全員が使えるようにしたい」と考える方もいるでしょう。
AIの知識を身につけるだけでなく、自社の業務改善につなげたい方は、下記のサービス内容をご確認ください。
Copilotを使用する際の注意点

Copilotは業務の効率化に役立ちますが、生成された内容をそのまま使うと、思わぬトラブルにつながります。特に注意したいポイントは、下記の3つです。
- 生成された情報には誤りが含まれる可能性がある
- 個人情報や社内の機密情報を安易に入力しない
- 生成された文章や画像の著作権・利用条件に注意する
Copilotを安全に活用するために、注意点と対策を確認していきましょう。
生成された情報には誤りが含まれる可能性がある
Copilotの回答には、不正確な数字や古い情報、実在しない情報が含まれる場合があります。
内容を確認せずに報告書や資料へ使用すると、誤った情報が社内外に伝わるおそれがあるため、下記の対策が必要です。
- 売上データや市場調査は、元データや公式資料と照らし合わせる
- 合計や増加率は、自分でも計算し直す
- 「根拠がない場合は『未確認』と書いてください」という条件を指示に加える
出典が示された場合も、リンク先の情報が回答内容と一致しているか確認しましょう。
個人情報や社内の機密情報を安易に入力しない
顧客情報や従業員の個人情報、未公開の契約資料などは、会社の情報管理ルールを確認せずに入力しないよう注意が必要です。
個人用と職場用のCopilotでは、データの保護機能や利用条件が異なります。
主な対策は、下記のとおりです。
- 会社が許可したアカウントや利用環境を確認する
- 入力が許可された情報でも、不要な個人情報や機密情報を削除する
- 給与や人事評価、契約情報などは、社内ルールに従って取り扱う
業務でCopilotを利用する際は、会社が定めたルールを守り、入力する情報を慎重に判断しましょう。
社内でのAI活用ルールについて詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてください。
生成された文章や画像の著作権・利用条件に注意する
Copilotが作成した文章や画像でも、既存の著作物に似ている場合は、著作権侵害につながる可能性があります。
文化庁は、AIが生成した文章や画像について、著作権に関する考え方を示しています。
生成した文章や画像を業務で使用する際は、著作権に注意しましょう。公開前に既存の著作物との類似性やMicrosoftの利用条件を確認してください。
Copilotの使い方を覚えて身近な業務から活用しよう

本記事では、Copilotの基本操作や仕事での活用例、プロンプトの書き方などを解説しました。主なポイントは、下記のとおりです。
- Copilotは、文章作成や要約、アイデア出しなどに活用できる
- 無料のWebブラウザ版では、基本的なチャットを試せる
- Word・Excel・PowerPointで使える機能は、契約プランやアカウントによって異なる
- プロンプトは目的や条件を具体的に伝え、生成結果は人が確認する
- 個人情報や機密情報は、会社のルールに従って取り扱う
Copilotを活用すれば、文章の下書きや情報整理にかかる手間を減らせます。生成結果を確認しながら、自分の業務に合った使い方を見つけることが大切です。
一方で、実際に仕事へ取り入れる際は「使い方が正しいのか」「専門知識がなくても使えるのか」と不安を感じる方もいるでしょう。
実際に手を動かしながら学べるため、AIの知識を身につけるだけでなく、仕事での活用を具体的に考えられる点が魅力です。
Copilotを業務に活用したい方は、UnionAIのAIエージェント研修サービスの詳細をご確認ください。
Copilotの使い方に関するよくある質問

Copilotの使い方についてよくある質問とその回答をまとめました。
Copilotはスマートフォンでも使える?
Copilotは、スマートフォン向けのアプリやWebブラウザからも利用できます。
iPhoneやAndroidの対応端末を使えば、外出先でも質問や文章作成が可能です。
まずは、移動中にメールの下書きを作成するなど、身近な用途から試してみましょう。
参考:Microsoft Copilot モバイル アプリの使用を開始する|Microsoft
Microsoft EdgeではCopilotをどのように使える?
Microsoft Edgeでは、Copilotのアイコンからチャットを開き、Webページについて質問したり、要約を頼んだりできます。
たとえば、記事を開いた状態で「このページの重要なポイントを3つにまとめてください」と入力すれば、内容の要約が可能です。
ただし、ページの内容を参照できるかどうかや操作画面は、Edgeの設定や利用環境によって異なります。
参考:Microsoft Edge で Copilot を使ってみる|Microsoft
ExcelやWordにCopilotが表示されないのはなぜ?
Copilotが表示されない主な原因は、Microsoft365の契約内容やアカウントの違い、アプリのバージョン、組織の管理設定などです。
表示されない場合は、下記の順番で確認しましょう。
- アカウントを確認する|Copilotを利用できるアカウントでサインインしているか確認する
- アプリを更新する|WordやExcelを最新バージョンに更新する
- 契約・管理設定を確認する|会社の管理者に契約内容や利用制限を確認してもらう
Copilotで利用できる機能や条件は契約によって異なるため、アカウントやライセンスの確認が重要です。
参考:Microsoft 365 アプリで欠落している Copilot ボタンを見つけて有効にする方法|Microsoft
CopilotとChatGPTは何が違う?
CopilotとChatGPTはどちらも生成AIですが、得意とする活用方法に下記のような違いがあります。
| 項目 | Copilot | ChatGPT |
|---|---|---|
| 主な特徴 | Microsoft製品との連携に強い | 幅広い用途で活用できる |
| 得意な用途 | Word・Excel・PowerPointでの作業支援 | 文章作成・情報整理・アイデア出し |
| おすすめの人 | Microsoft 365をよく使う人 | AIをさまざまな業務に活用したい人 |
どちらも文章作成や要約などに対応しているため、普段使うアプリや業務内容に合わせて選ぶとよいでしょう。
参考
Microsoft Copilot Chatの概要|Microsoft
OpenAI公式|ChatGPTの機能概要
Copilotの設定は変更できる?
Copilotでは、回答の形式や過去の会話を記憶する機能など、さまざまな設定を変更できます。
ただし、設定できる項目は利用環境や契約プラン、組織の管理者設定によって異なります。
Copilotの具体的な設定方法やおすすめの設定については、下記の記事で詳しく解説しています。
【2026年最新】Copilotの設定方法!おすすめ設定も解説




