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Claude Codeのスライド作成術|Skillで自動化

Claude Codeのスライド作成術|Skillで自動化

Claude Codeを活用してスライド作成をすると、会議資料や提案資料などで使えるプロ級の制作物ができるので、数時間かかっていた作業がたった数分に時短できます。

ただし、「Claude Codeに全部任せよう」と、業務を丸投げすると、現場で活用できないスライド資料が完成します。

Claude Codeでスライド作成をする際は、正しい手順での活用が必須です。

そこで本記事では、1,000名以上にAI活用を指導してきた弊社が、Claude Codeでスライド作成する手順、Skillで半自動化する方法、活用のコツを解説します。

Claude Codeを活用したスライド作成一覧

Claude Codeを活用したスライド作成を紹介するビジネスパーソン

Claude Codeを利用すれば、1〜2時間かかっていたスライド作成を、たった数分に効率化できます。Claude Codeは構成(アウトライン)の作成から本文執筆、デザインの反映まで実行できるためです。

例として、「顧客管理システムを扱う営業担当者が使う資料」を想定して作成したスライドを、ご覧ください。

顧客管理システムの営業スライド①
顧客管理システムの営業スライド②
顧客管理システムの営業スライド③
顧客管理システムの営業スライド④

上記のスライドは、Claude Codeに出力してもらった初稿です。クライアント情報、自社製品の情報、画像などを付け加える余地はあるものの、たたき台としては十分なレベルに感じられるのではないでしょうか。

弊社でもスライド作成にClaude Codeを活用しており、下記のような効果を実感しています。

  • 構成(アウトライン)の確認作業に使える時間の増加
  • 議論のテーマが内容とデザインで明瞭化
  • 制作担当者へのアサイン内容の明瞭化

このように、Claude Codeはスライド作成を効率化してくれるツールです。次章で具体的な手順を確認しながら、実際に利用してください。

Claude Codeの使い方完全ガイド|生産性・費用対効果UP

Claude Codeでスライド作成する手順

Claude Codeでスライド作成する手順

本章では、下記3つのステップでスライド作成の流れを解説します。

  • 構成(アウトライン)を作る
  • 本文・デザインを作る
  • 校正する

上から順に把握しましょう。

構成(アウトライン)を作る

弊社では、スライド作成の作業を2段階に分けることを推奨しています。

構成(アウトライン)と本文・デザイン作成を同時に進めると、修正が増えたり複雑になってしまうためです。最初に構成(アウトライン)を固めることが、効率化の第一歩です。

構成(アウトライン)を作る際は、下記の要素をClaude Codeに伝えましょう。

  • 目的
  • ターゲット
  • 中心メッセージ
  • 構成の型
  • スライドの枚数
  • スライドを使う会議・商談などの時間

さらに構成の型として、下記で当てはまるものを記載するとよいでしょう。

  • 課題解決型(現状→課題→解決策→効果→次のアクション)
  • 情報共有型(実績と前月比較→課題と要因→来月の方針)
  • 提案と承認型(背景と目的→選択肢比較→推奨案→費用とスケジュール)

上記の要素や構成の型を盛り込んだ指示文の例は、下記のとおりです。

構成(アウトライン)が出力されたら、必要に応じて修正指示を出しましょう。

「3枚目と4枚目の順番を逆にして」

「7枚目は削除して全体を6枚にして」

上記の指示を反映させて、構成(アウトライン)をブラッシュアップしてください。

構成(アウトライン)を先に固めることで、後の工程がスムーズに進みます。焦らず構成(アウトライン)作成から始めてください。

本文・デザインを作る

構成(アウトライン)が固まったら、本文とデザインの指示をClaude Codeに出します。

指示する際のポイントは、下記の要素を指定することです。

  • テーマ(カラー・世界観)
  • デザイン(レイアウト・装飾)
  • フォント(書体)
  • 構成(アウトライン)
  • 出力形式

上記をふまえた本文・デザインの指示例は下記のとおりです。

このような具体的な指示が、質の高いスライドを生みます。欲しい成果物に合わせて、配色やトーンを指定してください。

理由は2つあります。1つは修正コストの高さです。PPTXファイルをClaude Codeに何度も修正させると、Claude Codeの利用上限に達してしまいます。もう1つはデザインの崩れです。テキストの増減によってスライド内のレイアウトの変化や文字あふれが発生しやすくなり、そのぶん修正の手間も増えてしまいます。

上記をふまえると、いったんMarkdown形式で出力し、後述の校正まで済ませてからPPTXで出力するべきです。

校正する

Claude Codeによって生成されたスライドは、必ず人間の目で確認します。Claude Codeの成果物はあくまで「出発点」であり、完成形ではないためです。

確認事項は下記のとおりです。

  • 数値
  • 事実関係
  • 文字量
  • 視認性

上記を見て修正が必要な箇所があれば、修正するよう指示しましょう。

このように該当箇所と具体的な修正方針を伝えるのがコツです。Claude Codeは過去のやりとりの文脈を保持しているため、「5枚目の〜」といった部分的な指示だけで修正が反映されます。

校正まで完了したら、最終的にPPTXやHTMLとして出力しましょう。

校正の工程を挟むからこそ、スライドは実務レベルに仕上がります。生成後は、必ず事実関係や数値をチェックしてください。

Claude CodeのSkillでスライド作成を半自動化する方法

スライド作成を半自動化するClaude CodeのSkillイメージ

Claude Codeには「Skill」という機能があり、スライド作成にも活用可能です。本章ではSkillの利用について、下記3つの観点から解説します。

  • 【事前知識】Skillとは何か
  • 2段階でSkillを運用する
  • Skillは「育てるもの」と考える

Skillを使いこなせばスライド作成をよりスムーズに進められます。順に見ていきましょう。

【事前知識】Skillとは何か?

Skillとは、Claude Codeに特定の作業手順・ルールを覚えさせる仕組みです。

イメージとしては、

上記のような作業手順・ルールを、マニュアルとして渡すようなものです。

一度Skillを設定しておけば、次回以降Claude Codeはユーザーの定めた手順・ルールにしたがって作業を進めてくれます。

Skillは一度作ったら終わりではなく、あとから何度でも編集できます。まずは「スライド作成用のSkill」を1つ作成してください。

2段階でSkillを運用する

「構成(アウトライン)を作る」と同様、Skillを利用するときも作業を2段階に分けることを推奨します。

その理由は、修正が増えたり複雑になってしまうのを防ぐためです。

弊社では、「構成設計」と「ファイル生成」の2段階に分けてSkillを運用しています。

UnionAIにおけるSkill運用体制の図解

上記のようにSkillでも構成(アウトライン)を作ってから本文・デザイン作成に進む、という2段階のフローを意識するとよいでしょう。

Skillは「育てるもの」と考える

Skillによって生成された成果物が期待外れ、というケースは多々あります。この場合は基本的にチャット上で指示を出して修正してもらいます。ただその場限りの修正指示だと、次回以降も同じような成果物を出され、修正する手間が発生してしまうでしょう。

Skillの編集のやり方は、下記のとおりです。

このように、Skillは一度作ったら終わりではなく、「使いながら育てるもの」と考えましょう。修正が発生したら、積極的にSkillに反映させてください。

そんなときは専門家の力を借りましょう。UnionAIなら貴社の業務に合ったSkill作成・運用の第一歩をご提示できます。

Claude Codeによるスライド作成のコツ

Claude Codeによるスライド作成のコツを示すビジネスパーソン

本章では、Claude Codeによるスライド作成をスムーズに進めるために、下記3つのコツを解説します。

  • 先に構成(アウトライン)を作ってから生成する
  • 無理にすべての領域を任せない
  • 最終的には人間が判断する

順に解説します。

先に構成(アウトライン)を作ってから生成する

本文・デザインの生成に入る前に、構成(アウトライン)を確定させてください。前述の「Claude Codeでスライド作成する手順」と重複する内容ですが、コツとして改めて重要性を強調します。

構成(アウトライン)をしっかりと固めることが、効率化の土台です。自身やチームのなかで、目的、ターゲット、中心メッセージなどを必ず明確にしてください。

無理にすべての領域を任せない

複雑な図解やスキーム図など、Claude Codeの苦手な作業は頼まないのもコツです。

Claude Codeはコードを組み立てて図形を配置する仕組みのため、矢印が複雑に絡み合うスキーム図や、レイアウトが自由なアーキテクチャ図では、座標のずれや要素の重なりが起きやすい傾向にあります。

ツールの得意・不得意の見極めが、スライド作成でのつまづきを防ぎます。複雑な図解が必要な場合は、ほかのツールの併用を検討してください。

最終的には人間が判断する

生成されたスライドの最終確認と判断は、必ず人間がおこないます。数値・事実関係などは、目視でのチェックが欠かせません。

弊社でも、下記のようにAIと人間の役割分担を明確に定めています。

AI
情報を整理し、全体のストーリーとページ構成を作る用途、対象者、伝えたい結論、元資料を渡す
各ページの本文、レイアウト、表・図解案を作る構成、抜け、優先順位を確認する
承認された内容からPPTXまたはHTMLを生成する数値、事実、ブランド表現、文字量、視認性、利用目的との一致を確認する

このように数値・事実確認などの項目は人間がチェックすることで、スライドの信頼性を保ったまま効率化を進められます。必ず人間が最終確認をおこなう運用ルールを設定してください。

スライド作成におけるClaude Codeと他AIツールの比較

スライド作成におけるClaude Codeと他AIツールの比較

Claude Code以外にも、スライド作成に活用できるAIツールはあります。Claude Design、Claude for PowerPoint、Codexの3つです。本章では、下記の題でClaude Codeと各ツールを比較します。

  • Claude Designとの比較
  • Claude for PowerPointとの比較
  • Codexとの比較

それぞれの特徴をおさえ、自信をもってClaude Codeを利用できる、あるいはより向いているツールを選べるようになりましょう。

Claude Designとの比較

2026年4月にAnthropic LabsがリリースしたClaude Designは、対話しながら直観的に成果物を生成させられるツールです。デザイン提案から着手するClaude Codeとは異なるアプローチといえるでしょう。

使い分けとしては、デザイン性を重視したい場合はClaude Design、スピード重視・量産ならClaude Codeといえます。優先順位に合わせて選んでください。

Claude for PowerPointとの比較

2026年2月にリリースされたClaude for PowerPointは、使い慣れたPowerPoint環境内でClaudeを使える仕組みです。既存デッキのレイアウト・フォント・色・スライドマスターを読み取り、フォーマットを尊重して編集できます。

Claude Codeとの違いは、量産や自動化のしやすさよりも、既存のPowerPointファイルをそのまま活かして編集できる点です。PowerPointを使う頻度が高い方は、Claude for PowerPointが選択肢になるでしょう。自身の作業環境に合わせて導入してください。

Codexとの比較

OpenAIが提供するCodexは、コード実行を通じてスライドを生成するという点で、Claude Codeと近い設計思想をもつAIエージェントです。ChatGPTの各プランに含まれており、ターミナル・CLI・IDE拡張・デスクトップアプリなど複数の環境から利用できます。

Claude CodeとCodexは、どちらもコードを生成・実行してスライドを作る設計です。どちらを選んでも構いません。すでにClaude、あるいはChatGPTの有料プランに登録しているのなら、そちらに沿ったツールを利用しましょう。

Claude Codeを使えばスライド作成の手間を短縮できる

Claude Codeでスライド作成を効率化した未来像

本記事の要点は下記のとおりです。

  • 構成(アウトライン)を先に作り、本文・デザイン、校正の順で進める
  • SkillでClaude Codeにルールを覚えさせ、半自動化する
  • Skillは一度作って終わりではなく、使いながら育てる
  • 最終判断は必ず人間がおこなう

Claude Codeを活用すれば、白紙のスライドを前に手が止まる時間はなくなります。浮いた時間で内容を充実させれば、「今回の資料いいね」と周囲から評価される場面も増えていくはずです。

さっそくClaude Codeを開き、チャット欄に一言お願いするところから始めましょう。

UnionAIでは、1,000名以上へのAI活用指導で培ったノウハウをもとに、皆様のご相談に乗らせていただいております。相談は無料ですので、公式サイトからお気軽にお問い合わせください。

Claude Codeを使ったスライド作成に関するよくある質問

Claude Codeは無料で使えますか?

無料では使えません。Claude Codeを使うには、有料プラン「Pro」または「Max」への登録が必要です。料金はProで月額$20(約3,000円)、Maxで月額$110(約16,500円)です。料金体系は変更される可能性があるため、登録前に公式サイトで確認してください。

パワポみたいな資料・スライドはどうやって作るのですか?

Claude Code自体にスライド専用機能はなく、コードを生成・実行させることでファイルを作成する仕組みです。主にHTML/CSS、Marp(Markdown)、python-pptx(pptxgenjs)の3系統の技術が使われています。公式PPTXスキルはpython-pptxを内部で使用しており、スライドマスターやスピーカーノート、チャート埋め込みにも対応しています。

Claude Codeで作った資料・スライドは実務で通用しますか?

Claude Codeが生成するスライドは実務レベルに近いものですが、人間による確認・修正は必要です。生成物はあくまで「出発点」であり、完成形ではありません。数値や事実確認のチェックは、人間が担う領域として明確に切り分けるのが現実的です。

資料・スライド作成にはClaude Code、Claude Design、Claude for PowerPointのどれを使えばいいですか?

量産・半自動化を目指すならClaude Code、デザイン重視ならClaude Design、PowerPoint環境重視ならClaude for PowerPointが向いています。それぞれ動作環境と得意分野が異なるためです。「スライド作成におけるClaude Codeと他AIツールの比較」で解説した使い分けの目安を参考に、用途に合ったツールを選んでください。